全日空(NH)が発表した2014年7月の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比11.1%増の61万9,770人となった。今年3月から羽田路線が拡大したことにより、有効座席キロは同20.2%増。有償旅客キロも同17.8%増と増加。利用率は74.9%となり今年度で最高を記録した。
方面別の実績を見ると、全方面で供給、需要とも増加した。北米・ホノルル方面の旅客数は同24%増の14万9,958人で利用率81.6%、ヨーロッパ方面の旅客数は同17.2%増の6万5,107人で利用率73.9%、アジア方面の旅客数は同6.1%増の40万4,705人で利用率60.0%。
国内線の旅客数は同1.3%増の330万4,498人。有効座席キロは同5.6%減となったものの、有償旅客キロは1.8%増となり、利用率は61.4%と前月の59.5%から再び6割台に戻った。
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