KNT-CT、訪日外国人向けに商品集約で新サイト、クラブツーリズムのバスツアーや新パッケージなど

KNT-CTホールディングスは、拡大する訪日個人旅行市場への施策の一環で2014年8月28日に新たなサイト「TABEE JAPAN(タビー・ジャパン)」を開設した。これは、多様化する訪日外国人の個人旅行への対応を強化するもの。従来、個々に展開してきた宿泊商品「JTO(ジェイティーオー)」とバスツアー商品「YOKOSO Japan Tour」に新たなセット型商品として「TABEE MATE (タビー・メイト)」を投入し、これらを集約した新たなポータルサイトとした。

「TABEE JAPAN」を各商品・サービスの入り口となるポータルサイトとして位置づけ、訪日外国人の個人旅行者にとって便利な「ショッピングモール」を目指す。Webサイトのデザインでは、上品な和風調にまとめ、日本の持つ美意識を伝えるものとした。対応言語は、英語、簡体中文、繁体中文の3つだ。

今後は、サイトの認知向上のためにプロモーションを予定しており、2014年9月1日からは画像SNSのインスタグラムを使ったキャンペーンを開始する予定。また、SNSやアジアを中心とする海外トラベルフェアへの出展、海外現地法人との連携を通して、B2Cの販売プロモーションを進める。こうした活動や商品拡充で、SNSやメールマガジン購読などの顧客接点を現在の100万人から、2016年には300万人を目指す。

新たに開設したサイトに集約されている商品は以下のとおり。

  • 宿泊サイト・商品「JTO(Japan Traveller Online)」: 訪日個人旅行者向け旅館・ホテル予約オンラインサイトで、和風旅館など2000軒超の宿泊施設を販売。(対応言語:英語、簡体中文、繁体中文、韓国語)

  • バスツアー商品「YOKOSO Japan Tour」: クラブツーリズムが、年間1万コースの中から訪日個人旅行者向けに選択し、販売しているツアー商品。日帰りツアー中心に、年間500本以上のコースを用意。(対応言語:英語、簡体中文、繁体中文)

  • セット型商品「TABEE MATE」: 割安な乗車券と宿泊をセットにした日本国内パッケージ商品。東京、名古屋、大阪発着で50コースでスタートする。(対応言語:英語、簡体中文、繁体中文)

(トラベルボイス編集部)

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…