KNT-CTホールディングスの傘下でタイ王国の旅行販売を手がけるKNT TRAVEL (THAILAND)は、2014年9月19日〜10月4日に韓国・仁川で開催される「第17回アジア競技大会」において、タイ王国スポーツ庁が同国代表選手団のサポートのために設置する「タイハウスプロジェクト」のパートナーに選定された。グループにおけるグローバル事業展開の一環。
プロジェクトはタイ王国の国際競技大会でのメダル獲得数を増やすため、選手村外に専用施設を構えて出場選手のコンディション調整、戦略分析などを行うもの。同国スポーツ庁として初の試み。そのなかでKNT TRAVEL(THAILAND)は、専用施設として利用するホテル手配の契約サポート業務、大会期間中の運営サポート業務のサービスを提供する。
KNT-CTホールディングスは、中期経営計画において2015年12月期までにアジアを中心としたグローバル事業の展開を掲げ、グループ内各社の知見を生かした市場開発を計画。今回の事例は、主要グループ会社の近畿日本ツーリストが強みとするスポーツ事業の知見を生かしたグループ会社間の連携による結果だという。