岐阜県白川村は、世界遺産の白川郷にある国指定重要文化財の合掌造家屋「旧遠山家住宅」を、ユニークベニューのマッチングサイト「スペースマーケット」に期間限定で出展する。地方自治体が管理する建物がスペースマーケットに出るのは今回が初めて。
旧遠山家住宅は白川郷の代表的な合掌造家屋の一つで、現在は博物館として活用されている。今回は近年、「空リソース」に特化したビジネスが活発化していることに注目。スペースマーケットが、遊休スペースの空き時間とスペースを必要とするユーザーへのマッチングをしていることから、村が管理する文化的な遊休スペースの積極的活用を目的に出展を決定した。
今回の貸出可能期間は、2014年10月中の毎週水曜日、午前10時~午後4時まで。利用金額は1日2万4000円で、1日1団体1棟の貸切とする。
白川村では今後も、村や中山間地域で遊休する各種資源とITやベンチャー企業、ソーシャルメディアのサービスなどを組み合わせ、地域課題の解決と地方創生ともに観光産業や日本経済の活性化を目指すとしている。
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(トラベルボイス編集部)