東京都、訪日ムスリム旅行者の受入れ体制整備へ、おもてなしハンドブックやセミナーを開催

東京都は、増加する訪日外国人の中でも市場が大きいとされるムスリム旅行者への対応を強化する。飲食店や宿泊施設等と連携し、ムスリム旅行者の受け入れに関する「ムスリム旅行者おもてなしハンドブック」を作成したり、観光関連事業者向けにセミナーを実施。具体的な対応策を広く知らせる活動で、受け入れ体制を整える。

ハンドブックでは、ムスリム旅行者が安心して滞在できるよう、基礎知識や対応策、都内の礼拝所マップなどを掲載。宿泊施設、飲食店、商業施設、都内区市町村などに6000部を配布するほか、下記からダウンロードも可能となっている。

また、都内の取組事例などを紹介する「ムスリム旅行者受入セミナー」(参加無料)を11月14日に開催する。観光関連事業者でムスリムの受け入れに取り組んでいる、または今後取り組みを検討している人を対象に、300名を募集。ベルサール新宿セントラルパークにて、時間は14時から17時まで。レモン史視氏(NPO法人ハラール教会理事長)を講師に迎え、基調講演「できるコトから始めるムスリム旅行者接遇の基本」を行うほか、パネルディスカッションを予定している。

セミナーの申込みはFAXかメールで、申込期間は10月9日~11月7日まで。申し込み先は以下のとおり。

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