クルーズ客船で「歌声（うたごえ）喫茶」、シニア層狙いコスタビクトリアでチャーター企画　―HISとクルーズプラネット

クルーズプラネットは、グループ会社のエイチ・アイ・エスと共同で、カジュアルクルーズ客船「コスタビクトリア」をチャーターし、船上で歌声喫茶を実施する。新宿の歌声喫茶「ともしび」がコスタビクトリアに出張乗船。10日間のクルーズ中に2回イベントを開催する。「ともしび」は過去に日本船籍の「ぱしふっいくびいなす」で歌声喫茶を行ったことはあるが、外国客船では初めての試み。

2014年にクルーブプラネットが催行したチャータークルーズ参加者の約半数が60歳以上のシニア層。最近再び昭和歌謡やフォークソングの人気が高まっていることから、船上歌声喫茶を開催することで、シニア層への訴求力を高めていく。

歌声喫茶が開催されるのは5月9日横浜港発の「日本再探訪!　花と自然の日本一周・釜山(韓国)クルーブ10日間」。石巻、函館、秋田、金沢、釜山、佐世保、大阪をめぐり、5月18日に横浜に帰着する。料金は大人1名(2名1室利用)11万8,000円(内側クラシック)〜46万8,000円(スイート)。このほか、5月3日出発。横浜港発着の6日7泊コースも設定している。