スマホの利用目的、首位は「地図やナビ」68%、注目は「動画視聴」50% ― ヤフー調査

ヤフージャパン(Yahoo! Japan)は、「マルチスクリーン環境におけるデバイスの利用実態調査」を実施した。それによると、回答者の93%がほぼ毎日スマートフォンを利用、タブレットをほぼ毎日利用する人は49%、パソコンでは82%となり、スマートフォンの浸透度合いが明確に表れる結果となった。

それぞれのデバイスの利用目的についてみると、スマートフォンならではの用途で最も多いのは「地図やナビゲーション機能」で68%、「暇つぶし」が67%、「動画視聴」50%。タブレットのみで「動画視聴」を行うとする人が55%、「電子書籍・コミック・新聞の閲覧」が33%、パソコンでは「ネットショッピング」が70%、「資料の作成・編集・閲覧」が58%となり、目的に応じた機器の使い分けの傾向も見られた。

さらに各デバイスの利用時間を比較すると、スマートフォンにおける1回の平均時間は47分、タブレットでは34分、パソコンでは103分という結果に。パソコンでは「じっくり取り組む」用途が中心となっていることが利用時間の面でも浮き彫りになった。

この調査は、予備調査・本調査・追加調査に分けて実施されたもの。予備調査では全国の16歳以上の男女3万2848名を対象に2014年9月20日~9月23日に実施。本調査と追加調査は予備調査の回答者のうちパソコン・スマートフォン・タブレットいずれかを月1日以上利用している4146名を対象に、2014年9月26日および2014年11月22日~11月23日にわたって実施された。

調査の詳細は以下サイトまで。

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