宮城・仙台市で多言語のデジタル観光情報やスマホでルート案内の実証実験 ―大日本印刷

大日本印刷は2015年2月9日から3月末までの間、宮城県仙台市にてデジタルサイネージを通じた訪日外国人向けの情報提供サービスの実証実験を行う。 *写真は市内の復興支援施設「ろっけんパーク」に設けられたサイネージ端末。

実証実験では、市内の商業施設や中央郵便局、東北大学の研究所など6か所に20インチのタッチパネル式ディスプレイ「Will Smart(ウィル・スマート)」を設置、日本語以外に英語・中国語・韓国語で地図やルート案内、観光情報、天気情報などを提供。また、利用者がNFC(近距離無線通信)対応のスマートフォンをディスプレイにかざすことで、特別なアプリのダウンロードなしでルート案内を利用できる仕組みも用意した。

仙台市では3月以降に大規模な国際会議が複数開催される予定。同社では、今回の実証実験を東北の魅力を海外に伝える情報基盤として生かす最良の機会と位置づける計画。また、実験結果を国内の他の地域における訪日外国人向けサービス拡充につなげていきたいとしている。

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