JR東日本は、このほど「新女子旅宣言」を発表、「今しか見られない、ここでしかできない特別な体験」をコンセプトとした女性向け鉄道旅行商品の新ブランド「トランスペシエ(Trainspécial)」を販売する。
「トランスペシエ」は、同社の営業社員による東日本エリアの女子旅活性化への取り組みのなかから誕生したもの。20代後半から30代後半までを対象としたマーケティングリサーチ結果にもとづき、ネットを使いこなし、おもしろそう!たのしそう!と思ったら旅に出てしまうアクティブ女子をメインターゲットに「とくべつな体験」にこだわった商品を提供していく。
商品のラインナップとしては、電気も携帯電話も使えない場所にある秘湯を訪ねる「とくべつな温泉シリーズ」2コース、標高2000メートルの場所で野天風呂を楽しめる「とくべつな絶景シリーズ」5コース、極上のワインや樽出し原酒を味わえる「とくべつなお酒シリーズ」2コース、パワースポットめぐりを中心とした「とくべつなチカラシリーズ」4コース、足湯や地酒が楽しめる「とくべつな列車シリーズ」4コースを予定。
また、同社がこれまで「癒し」「温泉」をテーマとした女性向け商品に使用していたブランド名「のんびり小町」「めぐり姫」は、今後「ゆらりとりっぷ」としてリブランド。宿泊旅行や日帰り旅行のラインナップを拡充すると同時に、それぞれのツアーのなかで女性を応援できるポイントを分かりやすく強調し、さらにこれまでの要望に応えて男性の参加も可能としたことで、今後一層女性のニーズにこたえていく考えだ。
新ブランドの販促にあたり、同社の女子旅商品としてははじめてプロモーションムービーを制作、電車内や駅のデジタルサイネージなどを通じた配信も行うほか、専用ウェブサイト上でも情報発信を行っていく
▼「トランスペシエ2015」プロモーションムービー(ユーチューブ)
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=FgBj5Ud0vn4