沖縄に観光客を意識した大規模ショッピング施設、観光振興計画と連携で「ベストグローカル」追求 ―イオン

商業施設を運営するイオンは、2015年4月25日、沖縄県中頭郡(なかがみぐん)に大規模リゾートショッピング施設「イオンモール沖縄ライカム」を開設する。国内外からの観光客を意識した大規模施設で、敷地面積17万5000平方メートルに、九州・沖縄地区で初出店となる46店舗を含む約220店舗が揃う予定となっている。 *画像は同施設のイメージ

同施設のコンセプトは、「グルメ&ショッピング」「エンターテインメント&カルチャー」「サービス」「スペース」の4点。

グルメでは地元だけでなく世界各国の食文化を味わえるフードコートを配置し、団体観光客にもゆっくり滞在できるエリアを提供。ショッピングでは家電量販店や100円均一ショップ、化粧品店をはじめ海外観光客に人気のある店舗を多数出店するほか、各フロアに免税カウンターを設けた。

サービス面では観光客の目線に立った利便性を意識して全館Wi-Fi対応とし、館内外のサインやフロアガイドは「英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語」に対応、外国語を話せるスタッフを配置する。さらにエンターテインメント性も取り入れ、大水槽による「ライカムアクアリウム」の演出や、本格的な伝統芸能や国内外のポップライブのパフォーマンスも楽しめるスペースなどを工夫した。

同社では、沖縄ならではの取り組みとしてローカルとグローバルをあわせもつ「ベストグローカル」を追及。沖縄県による観光振興計画に伴う入域観光客目標「2021年における入域観光客目標数1000万人」とも連携して進める考え。

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