サービス産業生産性協議会は、2015年度の顧客満足度指数「JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index)」第1回調査結果を発表した。
今回の対象となった6業種のうち、シティホテルで顧客満足1位となったのは帝国ホテル。帝国ホテルは顧客期待、知覚品質、知覚価値、推奨意向の計5指標で1位となった。帝国ホテルが逃したロイヤルティは、リーガロイヤルが1位に。リーガロイヤルは顧客満足で日航と並び2位に、それ以外で3位となり、高い評価を受けた。
ビジネスホテルで顧客満足1位となったのは、2年ぶりのリッチモンドホテル。顧客期待、知覚品質、推奨意向、ロイヤルティでも1位となった。顧客満足1位の座を譲って2位となったスーパーホテルは、コストパフォーマンスを示す指標である知覚価値で1位を獲得。顧客満足3位のダイワロイネットは、顧客期待、知覚品質、推奨意向で2位となり、評価が高かった。
調査対象となったホテルは以下の通り。調査回答者の選定条件は、(1)1年以内に利用(ビジネスホテルは宿泊)し、かつ発生した料金を見聞きしたことがある、(2)2年以内に2回以上利用(ビジネスホテルは宿泊)の両方を満たした人。
【シティホテル】
ANA(クラウンプラザ含む)、オークラ、京王プラザ、帝国、日航(ニッコー・ホテルズ・インターナショナル)、ニューオータニ、ヒルトン、プリンス、リーガロイヤル
【ビジネスホテル】
アパ、コンフォート、スーパー、ダイワロイネット、東急イン(東急REI)、東横イン、ドーミーイン、リッチモンド、ルートイン、ワシントン