京都文化交流コンベンションビューローが発表した「2015年5月の外国人客宿泊状況調査」によると、宿泊者に占める外国人の割合は前年よりも6.4ポイント増加し、36.0%となった。5か月連続で前年越えを記録、さらに直近4か月継続して前年比30%越えで好調。稼働率は前年よりも3.3ポイント増の92.0%となっている。
稼働数および外国人割合の推移は以下のとおり。
宿泊部屋数の伸びをエリア別にみると、東アジアが前年比47.9%増の2万7763室と顕著な伸びになっているほか、ヨーロッパが同27.1%増の2万1173室。また、構成比全体は小さいものの、中東が前年比63.0%増の1635室を記録した点が特徴的となった。
国別では、中国が前年比127.9%増の1万1868室(全体構成比15.2%)、カナダが同143.6%増の2638室(3.4%)となっているほか、中東で、トルコ(前年比257.8増の365室)、サウジアラビア(同177.4%増の86室)、UAE(同100%増の48室)となっている。
外国人宿泊部屋数のエリア別比較は以下のとおり。
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