ジャストシステムは国内の男女500名を対象に、国内の3大共通ポイントサービス(Tカード、楽天スーパーポイント、Ponta)に関するアンケートを実施した。それによると、利用者数は「Tポイント」(78.6%)が最多、次いで「楽天スーパーポイント」(74.0%)、「Pontaポイント」(71.0%)だった。一方、3大ポイントカードいずれかの利用者がどれかひとつに絞るとした場合、「楽天スーパーポイント」を選択した回答者(42.2%)が最も多く、続いて「Tポイント」(37.3%)、「Pontaポイント」(15.8%)となっている。
共通ポイント選択時の重視点では、「使える店舗やサービスの多さ」(38.4%)がトップで、続いて「ポイント還元率の高さ」(28.3%)。ほかには、「ボーナスポイントなどのキャンペーンの多さ」(11.3%)を重視する声もあがった。
実際の消費行動への影響では、「ポイント提携しているかによって来店が左右される」(46.9%)との回答が最も多く、「ポイントが貯まる商品かで購入が左右される」(46.5%)、「商品購入時にポイント加算額を計算する」(42.6%)という結果となった。
これらの結果より、消費者は単純に還元率の高さに着目するのではなく、日常的な使いやすさやポイントの貯めやすさを意識したうえでポイントサービスを選択し、実際に店舗や商品購入時の検討材料にしている様子がうかがえる。
この調査は、2015年6月19日から22日までの間、同社のアンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して実施したもの。
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