ハラール対応の展示商談会が規模拡大で開催へ、インバウンドと輸出拡大目指す

ハラール対応の展示商談会「JAPAN HALAL EXPO 2015」が、2015年11月25日、26日の2日間、幕張メッセで開催される。ハラールの理解や対応強化によるインバウンド拡大と、日本産の食品を中心とするハラール製品やサービスの輸出拡大を目的とするもの。また、ハラールに関するセミナーも開催する。

初開催した昨年の展示会では、60社・団体が70コマを出展。海外からもバイヤーを招聘し、期間中に3280名が来場した。展示会終了時点で242件の成約・見込みがあったという。今年はイスラム市場に対する中小企業のニーズ増加にあわせ、出展募集数を100コマに拡大。すでに、食品や調味料、加工商品、化粧品、サービスなどの分野から申し込みが増えているという。

開催にあわせ、第1次の出展募集(国内出展者のみ)を8月31日まで受け付ける。予定規模に達しなかった場合、海外からの出店者を含めて、第2次募集を実施する予定だ。

なお、ジャパンハラールエキスポ2015実行委員会によると、ハラール認証を取得する国内企業が増加。イスラム市場への輸出のほか、訪日客のムスリム増加にあわせて、ハラール料理を提供するレストランやホテルや、ムスリム受入に意欲的な自治体・大学も増えているという。



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