サンタクロース村の財政危機問題で動画メッセージ公開 -ビジット・フィンランド

フィンランドの観光プロモーションを行うビジット・フィンランドによると、同国ラップランドのサンタクロースが税金滞納で財政危機に陥っているという報道に対して、サンタクロースからのビデオレターが公開された。報道された問題は、サンタクロース村を経営しているディアノルディア社が財政上の問題を抱えているというもの。同社が財政的なトラブルに見舞われているものの、サンタクロース自身は北極圏の事務所から違う場所に行く気はないということだ。

ロヴァニエミ市長のエスコ・ロトヴォネン氏は「ロヴァニエミは、世界中の子供たちとの約束を守り続けたいと考えています。子供たちは、この村にこればサンタにいつでも会えるのだと信じています。ですから、この場所は年間を通じて毎日、また無料で開放されているのです」とコメント。サンタクロースは、「ロヴァニエミは、過去も未来も変わらずに僕の故郷です。今年もクリスマスがやって来ますが、僕はここで昨年と変わらずに世界中からのたくさんのお客さまに会いたいと思っています。そして、これからも・・!」とのメッセージを発表している。

ビジット・フィンランドは、サンタクロース・オフィスの継続についてディアノルディア社が今週にも決断を迫られているとしながら、サンタクロースがロヴァニエミ(Rovaniemi)で変わらず世界からの訪問者を迎えていることをアピールしている。

公開されたビデオレターは以下リンクから閲覧できる。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…