オーストラリア・パース空港は、このほどアマデウスとの長期契約を締結、空港向けシステム「Amadeus Airport Common Use Service (ACUS)」の導入を発表した。同空港による、10億オーストラリアドル相当におよぶインフラ見直しプロジェクトの一環となる。 ※画像はサービス紹介ビデオより
ACUSは、同社の最新クラウドシステム「次世代型コモンユース・ソリューション」に位置付けられられるもの。アプリケーションの仮想化技術などによって、必要なタイミングで必要な場所にシステムを設定、使用できるのが特徴。
これにより、航空会社はPCやモバイル端末から旅客のチェックインや搭乗券発行といった旅客処理を行えるようになる。また、空港の地上業務でもゲートやターミナル、システム環境に左右されることなく、複数会社の旅客処理を同時に進行できるようになり、トータルで26%のコスト削減につながる見通しとしている。
アマデウスでは、「Amadeus Airport Common Use Service (ACUS)」システムの紹介ビデオを制作、日本語字幕付きで公開中だ。