医療ツーリズムの認定制度、JTBが外国人受入れ支援で第1号認証を取得

JTBグループで医療ツーリズム事業を担うジャパン・メディカル＆ヘルスツーリズムセンターは、政府の医療国際展開タスクフォース／インバウンド・ワーキンググループのガイドラインに則り、「医療渡航支援企業」の第1号ライセンスを取得した。

「医療渡航支援企業」とは、医療サービスを目的に来日する外国人に対して、訪日前から帰国後の受入れに関わる一連の支援サービスを提供する事業者のこと。渡航者が安心して医療サービスを受け、医療機関側も適切な医療を提供できるよう、一定基準を満たした支援サービスの提供企業に政府のお墨付きとしての“認証”を与えるのが目的だ。

主な認証基準には、旅行業登録や医療滞在ビザ身元保証期間、医療機関からの推薦などがある。今回、認証を取得したのはジャパン・メディカル＆ヘルスツーリズムと日本エマージェンシーアシスタンスの2社。なお、実際の認証は、一般社団法人「メディカル・エクセレンス・ジャパン」が行なう。