ネットでの行動分析を行うヴァリューズはこのほど、直近1か月以内に旅行を予定・検討中の「旅行派シニア」を対象としたサイト利用状況を調査した。
それによると、旅行派シニアによる閲覧が多いサイトの1位は宿泊予約サイト「阪急交通社」(対象ユーザーの含有率14.%)、2位は愛犬家向けのライフスタイルマガジン「One Brand.jp」(同12.4%)、3位不動産運用関連情報サイト「スカイコート」(同11.4%)だった。
このほか、旅行関連サイトでは7位に温泉・宿の宿泊予約「ゆこゆこねっと」(11.0%)、10位に格安海外旅行サイト「てるみくらぶ」(10.9%)がランクインしている。
旅行派シニアユーザーの閲覧が多いサイトランキングは以下のとおり。
同社では、「阪急交通社」「ゆこゆこネット」「てるみくらぶ」など上位にランクしたサイトは新聞広告に掲載されたツアーや宿泊プランをウェブサイトから予約できることが特徴であると分析している。
また、旅行・交通関連サイト以外では、不動産運用、金融、家電、家具など多岐にわたる分野のメディアに関心が高い傾向が明らかになっている。
今回調査対象となったのは、同社のモニター会員のうち全国の60歳以上の520名。調査期間は2015年7月23日から8月2日まで。PC上の行動履歴が分析対象となっている。