GDS(Global Distribution System)を提供するトラベルスカイテクノロジー日本は2015年11月16日、中国・天津航空(GS)と首都航空(JD)の電子チケット(ET)発券機能を公開した。2社のBSP-ET発券機能は日本では初めて。
両社はいずれも中国の大手航空グループ・海南航空(HU)の傘下にある航空会社。
天津航空では2015年より、国内6拠点(羽田、関空、札幌、函館、静岡、沖縄)と天津間を就航。首都航空も3拠点(関空、静岡、沖縄)と杭州間の運航を開始した状況にある。
トラベルスカイテクノロジーによると、これまでは同社の利用は訪日中国人の利用が中心だった。今回の機能導入で、同社のGDS端末「eTerm」を介して日本国内から中国への渡航者にも利用しやすくなった。