愛知県の複合マリンリゾート施設「ラグーナテンボス(旧:ラグーナ 蒲郡)」が発表した第2期(2014年10月~2015年9月)通期業績によると、売上高(取扱高)は43億5100万円、営業利益は4億200万円、経常利益は6億8200万円。テーマパーク「ラグナシア」入場者は前年比6%増の80万1000人となった。
同社は2014年8月に「ラグーナ 蒲郡」を運営する蒲郡海洋開発からテーマパーク、商業施設、温泉・スパの3事業を継承して「ラグーナテンボス」をオープンした。
その後、3Dプロジェクションマッピングを用いた日本初の演出や実写による3D映像を投影する大型設備などのほか、ビーチパークや商業施設でも多様なコンテンツを積極的に展開して人気を集めた。また、無料シャトルバスを自社で運行するなど、来場者の利便性を高める工夫を実践したことが順調な再スタートにつながる結果となった。
なお、次年度(2015年10月~2016年9月期)の通期見込み数は、「ラグナシア」入場者は20%増の96万人。売上高(取扱高)は26.5%増の55億200万円、営業利益は30.8%増の5億2600万円、経常利益は17.4%増の8億100万円を見込んでいる。