訪日外国人の百貨店売上、中国「国慶節」連休で10月は倍増、免税制度改正から一巡も勢い衰えず -日本百貨店協会

日本百貨店協会が発表した2015年10月の全国百貨店売上高概況で、訪日外国人の購買客数は前年比94.1%増、売上高は96.0%増と33か月連続で前年を上回った。2014年10月の免税制度改正から1年が経ったものの、国慶節を中心に訪日外国人の増加を取り込み、大幅な増加となった。

10月の訪日外国人数のうち、中華圏からは中国が99.6%増の44万5600万人(約22万人増)、香港が66.9%増の12万9100人(約5万人増)、台湾が32.0%増の34万3600人(約8万人増)などと、大きく数を伸ばしている。

日本人を含む売上高は前年比4.2%増の4974億円で、7か月連続のプラス推移。地区別では東京の7.4%増、大阪の6.9%増をはじめ、全国18地区のうち16地区がプラスとなった。

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