明治安田生命は、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、夫婦をテーマにしたアンケート調査を実施。それによると、夫婦のおこづかいは5年連続で減少するなか、妻のランチ代は夫の約1.4倍、妻のへそくり金額は夫の約2.2倍になることが分かった。
夫婦のおこづかい金額に関する調査では、全体の月平均金額は2万6,486円で、昨年より810円下がり5年連続の減少となった。夫・妻別では、夫は昨年から181円減の3万1,687円、妻は1,393円減の2万1,314円。平日のランチ代については、夫は500円台が最多で全体の29.5%を占め、平均金額は716円。一方、妻は1,000円〜1,500円未満が最多で全体の41.8%。平均金額も1,038円となり、夫の約1.4倍となった。
へそくりについての調査では、全体のへそくり金額は平均で92万9,601円となり、前年よりも約18万円も減少した。夫の平均金額が58万9,058円だったのに対し、妻の平均金額は126万8,446円となり、その差は約2.2倍となった。使用目的は「いざというときのため」が70.7%でトップ。次いで、夫は「趣味のため」(52.3%)、妻は「将来のため」(36.4%)が多数という結果になった。
このほか、夫婦の記念日やイベントでのプレゼントについて聞いたところ、プレゼント回数では0回が最多で37.3%。次いで、1回が30.4%となり、平均回数は1.2回となった。また、プレゼントの平均金額は1回あたり1万1,000円となり、昨年から約400円減少した。さらに、プレゼントと愛情との関係を聞いてみると、「愛情を感じている計」と回答した夫婦のうち、プレゼント回数0回(60.9%)と1回以上(81.9%)との間には21.0ポイントもの差があった。