マリオット・インターナショナルのアジア・パシフィック本社はこのほど、SNSデータにもとづくリアルタイムマーケティングを行う活動拠点「M Live」を香港に開設した。
ここではSNSデータを利用した消費者の行動やトレンド、ブランドの評判、各種キャンペーンの成果などを常時監視して分析、その結果をコンテンツマーケティングに生かしていく取り組みをおこなう。また、現状分析だけでなく「今後開催されるイベント(例:旧正月やソウルマラソン、インドでのクリケットリーグなど)」を対象にした動向予測もおこない、消費者と同社のつながりを最適化するためのオリジナルコンテンツの制作やキャンペーン施策に活かす計画としている。
同社では、「M Live」を通じたリアルタイムマーケティング活動を"変化する消費者" "次世代の旅行者" との関係構築を行う取り組みであると表現。本社のあるアメリカや今回開設した香港のほか、2016年には中東、アフリカなどにもを同施設を開設する予定だ。