全日空などが加盟する航空連合、スターアライアンスは「コネクティング・パートナー・モデル」を導入、LCCやハイブリッド航空会社の運航便を利用した際でも、スターアライアンスのネットワークに乗り継ぎを可能するサービスを開始する。現在の航空業界では、従来型のフルサービスと低コストのビジネスモデルの違いが小さくなっていることから、このコンセプトの導入を決めた。まず、最初のパートナーとして南アフリカのLCCマンゴー航空を選定した。
「コネクティング・パートナー」の選定にあたっては、現在のスターアライアンス・ネットワークへの適合性を見極める。選定された航空会社はスターアライアンスに加盟することはないが、スターアライアンスが求める運航基準を順守する必要がある。
スターアライアンス加盟航空会社とコネクティング・パートナーとの乗り継ぎでは、スルーチェックイン、スルーバゲージなどが可能。さらに、スターアライアンス・ゴールドメンバーは、コネクティング・パートナーそれぞれの特典サービスを利用することもできる。コネクティング・パートナーとスターアライアンス加盟航空会社とは2社間で契約を締結することから、マイレージプログラムの特典を追加することも可能になる。