国内航空券のネット予約サイト「国内線ドットコム」は、2016年1月26日をもって航空券の新規販売を終了する。ウェブサイト上で2015年12月15日付け発表されたもの。
PCサイトは2016年1月27日以降も運営され、すでにチケットを購入済みの利用者に対し、搭乗者用2次元バーコードや領収書発行に対応。2016年3月27日をもってサイトを閉鎖する予定。
また、予約変更は3月26日までの搭乗分に限ってPCサイトで対応。3月27日以降への搭乗便の変更は、3月31日まで同社カスタマーサポートセンターが対応。4月1日以降は各航空会社の国内線予約センターで受け付ける。払い戻しも、3月27日まではPCサイトで対応。3月28日以降の払い戻し希望者には同社カスタマーサポートセンターが対応するとしている。
同サイトは、日本航空(JL)と全日空(NH)の共同出資によるもので、各社のシステムと直結して両グループ国内8社の運賃や空席比較機能などを提供。2001年に航空券販売業務を開始した後、2002年には携帯電話専用サイトを公開したほか、2011年にはスマートフォン対応、2012年にダイナミックパッケージ提携販売、2013年にはポイント提携サービスを展開するなど機能増強を実施。長きにわたってネット上での航空券予約・購入の利便性向上に貢献してきた。