日本航空(JL)は、2016年夏期スケジュールで成田/モスクワ線を強化する。3月27日〜6月30日の期間は現行の週3便から週4便に、さらに7月1日以降は週5便に増便し、今夏の旺盛な旅客需要を取り込む考えだ。このほか、国際線では「SKY SUITE」仕様の最新鋭ボーイング787-9を新たに成田/ボストン線(6月11日から)と成田/クアラルンプール線(9月11日から)に導入する。
国内線では、羽田/那覇線、旭川線、函館線、青森線、伊丹/青森線でそれぞれ増便を行う。2014年度に配分された「羽田空港政策コンテスト枠」で運航している羽田−山形線については、国土交通省から2016年度以降も3年間の羽田発着枠延長配分を受けたことから、 1日2便運航を継続する。
一方、羽田/三沢線、伊丹/三沢線、丘珠/三沢線は運休。羽田/長崎線、福岡/松山線、福岡/宮崎線、福岡/鹿児島線でそれぞれ減便を行う。