航空券予約サイト「skyticket」や、国内アクティビティサイト「WannaTrip」を運営するOTAアドベンチャーは、事業領域を生活領域の予約プラットフォームにも拡大する。
アドベンチャーでは「地球最大の予約プラットフォームを目指す」をスローガンとしており、今回の事業領域の拡大はその一環。第一弾として、会員数1000万人を有する施設予約サイト運営のEPARKと、子会社の異動を伴う合弁会社を設立することを決定した。
アドベンチャーのIT分野における集客ノウハウと、EPARKの営業力・予約・送客システムのノウハウのシナジー効果を活かし、まずはマッサージ・エステなど美容サロン予約のプラットフォームの構築を目指す。
合弁会社の設立年月日は2016年1月26日を予定。資本金は5000万円で、株主構成はアドベンチャーが51%、EPARKが49%。名称、代表者とも未定(2016年1月20日現在)。
なお、アドベンチャーは先ごろ、航空券予約サイト「skyticket」でメタサーチ「スカイスキャナー」と提携し、国内航空券の販路を拡大。2015年11月には条例整備エリアでの民泊ビジネスへの参入も発表し、12月には同事業を視野にスマートセキュリティサービスのSecualにも出資するなど、旅行分野での事業展開も広げている。