外務省、ジカ熱の流行で中南米・太平洋など22か国・地域に危険情報

外務省は2016年2月3日以降、中南米など広範囲を対象に「ジカウイルス感染症(ジカ熱)」流行について危険情報の新規発出・引き上げをおこなっている。

ジカウイルス感染症は、ウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染するもの。特に妊婦や妊娠予定の人は十分留意してほしいとしている。

危険情報の対象となっている地域(2016年2月4日夕刻時点)は、メキシコやブラジルをはじめ、ジャマイカ、パナマ、ベネズエラ、ニカラグア、ホンジュラス、ハイチ、グアテマラ、エルサルバドル、コロンビア、パラグアイ、エクアドル、ドミニカ共和国、コスタリカ、ボリビア、バルバドス、ガイアナ、スリナムほか多数の国にわたる。

サモアやカーボヴェルデ、トンガなど太平洋・アフリカ地域も新たに危険情報の対象となっているほか、「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」に引き上げられた地区も含まれる。

ジカ熱の流行に伴う危険情報の最新情報は、外務省の「海外安全ホームページ」まで。


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