エイチ・アイ・エス(H.I.S.)はこのほど、2016年の学生旅行に関する人気傾向を調査した。それによると、女子旅の人気1位はソウル、男子旅とグループ旅行の1位はグアム。また、昨年からの伸び率1位となったのはダナン(ベトナム)で前年比604%と大幅に上昇。次いでワルシャワ(ポーランド)が500%、アナハイム(アメリカ)が417%となった。
人気急上昇となったダナンは新リゾート地として特に女性に人気。また、2位「ポーランド」は成田からの直行便が新規就航したことで今後さらに人気上昇が期待される旅行先。このほか、ヨーロッパではフランスで発生したテロの影響はあるものの、イタリア、スペイン、ドイツなどを中心に人気を集めたとしている。
それぞれのランキングトップ5は以下のとおり。
学生旅行の特徴である「価格重視」の点では、燃油サーチャージの値下がりが奏功。複数回旅行に出向く学生も多くみられるという。また、定番の旅行先であっても人に話したくなるようなプランやSNSに投稿し甲斐のある行き先が人気を得たとしている。
この調査は、2016年1月1日から3月31日までに出発する同社海外パッケージツアーを対象に実施したもの。調査日は2016年1月31日。