(4/1限定記事)エクスペディア・ジャパンは2016年4月1日より、ドローン(小型無人飛行機)による自宅から空港までの送迎サービスを開始する。専用アプリの「ドローン送迎」メニューから申し込むと、指定した地点にドローンが到着。頭にドローンを装着した依頼者を、荷物とともに空港内のドローン専用着陸ポートまで送ってくれるもの。サービス開始時の対象エリアは東京23区から羽田空港まで。今後範囲を拡大していく計画だ。
利用にあたっては、アプリ内の地図で送迎地点を選択、利用時間帯などを設定するほか、認証用に自分の笑顔が写った画像を登録する必要がある。それにより、ドローンが空から利用者を識別・認証できる仕組み。もちろん申込者は満面の笑みで空を仰いでドローンを迎える必要がある。
また、空港の専用ポートに到着した後は、周りに聞こえるくらいの大きな声で「サンキュー、ドローン!」と叫ぶ必要がある。その声を聞くことでドローンが頭から離れて空の彼方に飛び立っていくという。
アプリの「ドローン送迎」画面イメージは以下のとおり。
今回のサービスは、テクノロジー企業を標榜する同社が、「テクノロジーの力で旅行を変える」をモットーに極秘で研究を重ねてきたもの。「ドローン送迎」では、交通渋滞などを気にせず空港に向かうことやノンストップで移動できること、正確な時刻に到着できるといったメリットをアピール。同社は今後も楽しい旅行をサポートしていきたいとしている。
編集部注:記事公開日、【4月1日】です。
- サービス開始日: 2016年4月1日(金)
- サービスURL :ドローン送迎サービス