コスタクルーズはイタリアの造船会社フィンカンティエリに、大型客船2隻の造船を発注した。総トン数は13万5500トンで、乗客定員は4200人。2019年と2020年の受領を予定しており、アジアに配船する。
これは、2015年にコスタクルーズの親会社であるカーニバル・コーポレーションが、フィンカンティエリと契約した大型客船5隻のうちの2隻。コスタクルーズの投資総額は60億ユーロ超となる。
これにより、コスタクルーズを含むコスタ・グループでは新たに、コスタクルーズで2隻、アイーダクルーズで3隻、コスタ・アジアで2隻の合計7隻・総ベッド数4万1000台が追加。保有客船の全ベッド数は11万台に拡大する。
なお、コスタ・アジアでは現在、コスタビクトリア、コスタアトランチカ、コスタセレーナの3隻を運航しており、2016年4月末には4隻目のコスタフォーチュナの運航も開始する。