プリンセス・クルーズは2017年の日本発着クルーズを発表した。日本発着5年目のシーズンは開始以来最長となる約7か月間(4月20日~11月10日)を運航。横浜と神戸を母港に全28出発日(4本のチャーター含む)で、計7万5000人の利用を見込む。6月1日から販売開始。
2017年の展開は配船期間が27%増と伸びただけではなく、日数が6日間~16日間と広がり、旅程が多様化したのも特徴。秋まで延長されたことで、紅葉の美しい時期に青森や富山などを訪れる「秋を彩る日本一周と韓国10日間」などの新コースを設定したほか、横浜発着では香港やベトナム、台湾を周遊する初の東南アジア周遊クルーズ「秋の大航海 鹿児島・ベトナム・香港・台湾・那覇16日間」も設定。
また、前後のコースとの連続乗船も可能とし、例えば沖縄と台湾のリゾートクルーズと北海道周遊・サハリンを組み合わせた「北海道周遊・沖縄と台湾・サハリン17日間」も登場した。
このほか、人気の祭りやイベントにあわせたクルーズも強化し、シーズン初クルーズの4月20日出発コースでは、秋田の「角館桜まつり」、青森の「弘前さくらまつり」、富山の「となみチューリップフェア」が楽しめる旅程とした。
なお、チャータークルーズは、クラブツーリズム、エイチ・アイ・エス(HIS)とクルーズ・プラネット、阪急交通社による3コース4出発日が決定している。