JALが「攻めのIT経営銘柄2016」に選定、経産省と東証がIT活用を評価、航空会社で初めて

日本航空(JAL)は、経済産業省と東京証券取引所が選定する「攻めのIT経営銘柄2016」に選出された。IT活用に戦略的に取り組む企業を、魅力ある銘柄として中長期の企業価値向上を重視する投資家に紹介するもの。2015年度から開始されており、航空会社としては初の選出となる。

JALによると、評価されたのは新技術を活用した企業価値向上と、経営者自ら率先して積極的なIT活用を行なっていること。例えば、機内インターネット接続サービスなどサービスの充実によるロイヤルティ・満足度の向上や、座席予約システム刷新と業務プロセスの統合による、業務の品質・生産性向上などを実施している。

今後も消費者が常に新鮮な感動を得られるためのIT活用に向け、ユーザ部門とIT部門の協力によりシステムへの投資効果の最大化を図っていくとしている。

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