兵庫県に新たな大型複合リゾート、宿泊施設やグランピングエリアを提供、温泉付き高級ホテルの建築計画も

2016年7月1日、兵庫県三木市に大型複合リゾート施設「NESTA RESORT KOBE(ネスタリゾート神戸)」が開業する。約230万平方メートルにおよぶ関西圏最大規模の大型リゾート施設として、複数の体験型設備や宿泊施設を複数用意するもの。関西圏をはじめ各地・各国からの来場者に対応し、地元の雇用や消費拡大を通じて関西の活性化につなげていく。

「NESTA」とは、Nature(自然)、Entertainment(エンターテインメント)、Spa(スパ)、Sports(スポーツ)、Technology(テクノロジー)、Activity(アクティビティ)の頭文字をとったもの。昨年閉業・運営事業主変更をおこなった「旧・グリーンピア三木」の広大な土地を活かし、文字通り、自然に囲まれたさまざまな娯楽やアクティビティを提供していく。

2016年夏の「オープン第1章」では、客室109室を有する「HOTEL THE PAVONE(ホテル ザ パヴォーネ)」のほか、グランピング&バーベキューエリア、巨大プール、テニスコートを運用開始。その後、2018年に迎えるグランドオープンに向け、全室に天然温泉を完備するラグジュアリーホテルや戸建てタイプの高級宿泊施設も建設。イルミネーションやスパ、アイススケート場なども順次開発していく見通しだ。

「ネスタリゾート神戸」の運営は、新事業主でリゾート開発会社の延田エンタープライズがおこなう。初年度(2016年7月から1年間)売り上げ目標は25億円、来場者目標は60万人に設定。2018年のグランドオープン以降は、年間売上75億円、年間来場者150万人以上を目指すとしている。

施設全体のの概要図は以下のとおり。

NESTA RESORT KOBE ウェブサイトより

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