サービス生産性協議会は2016年度の顧客満足度指数「JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index)」第1回調査結果を発表した。
今回の対象6業種。そのうち、旅行関連はシティホテルとビジネスホテルだ。
シティホテルでは帝国ホテルが顧客満足を含む6つのすべての指標で1位となり、8年連続で首位を維持した。帝国ホテルは2014年度からほぼ同じスコアを維持している。シティホテルは業種全体で顧客満足スコアが高いのが特徴で、中央値が毎年75点を上回り、安定しているという。
ビジネスホテルはリッチモンドホテルが2年連続で1位となった。全体的に昨年よりもスコアを伸ばし、高評価を獲得。顧客満足の点数は、シティホテル1位の帝国ホテル(80.7)をわずかだが上回る80.9点となった。2位のドーミーインは顧客期待で1位となった。
調査対象のホテルは以下の通り(一部名称の「ホテル」を省略)。
【シティホテル】
ANAクラウンプラザホテル、オークラ、京王プラザ、帝国ホテル、日航(ニッコー・ホテルズ・インターナショナル)、ニューオータニ、ヒルトン、プリンス、リーガロイヤル
【ビジネスホテル】
アパ、コンフォート、サンルート、スーパーホテル、ダイワロイネット、東横イン、ドーミーイン、リッチモンド、ルートイン、ワシントン