ニールセンはこのほど、2016年5月のSNS利用動向を発表した。それによると、スマホユーザーのSNSアプリ利用率は、1カ月あたり17日で利用日1日あたり平均36分。1カ月あたりの利用率が多いのは「フェイスブック(Facebook)」「ツイッター(Twitter)」が40%で同率。次いで「インスタグラム(Instagram)」が20%と続いた。
これら3種類のSNSのイメージをみると、いずれも「退屈しのぎになる」が3割以上で最多。一方、インスタグラムは「センスの良い写真や動画が見られる」「面白い写真や動画が見られる」「クリエイティブな感性を刺激される」といった視覚的なイメージが強い。ツイッターは「世の中のできごとを知ることができる」「最新の情報を得られる」といったニュース的な情報収集面のイメージが高かった。フェイスブックでは他2サービスと比較して突出した特徴はないものの、「生活に欠かせない」「仕事に役立つ情報を得られる」といったイメージが強い傾向がみられた。3つのサービスに対するイメージの比較は以下のとおり。
またツイッターの利用動向をみると、年代別でもっとも利用者割合が高いのは10代(75%)で、年代の上昇に伴い利用割合は低下する状況となった。利用率が最も10代では、ツイッターを1日1回以上利用する割合が58%、1日4回以上利用する割合も22%を占めたという。
ツイッターの利用状況は以下のとおり。
この調査は、国内8000名を対象にした2016年5月のスマートフォン視聴率情報(ニールセン・モバイル・ネットビュー)データと、2989名を対象にした2016年6月のスマートフォン・メディア利用実態調査の結果をもとに分析したもの。1カ月あたりの利用率は、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、グーグルプラス、ミクシィの5個のアプリを対象に集計している。