東京商工リサーチによると、長野・志賀高原で「ホテルマウント志賀」を運営していた永野管理が2016年8月31日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は11億8351万円。
「ホテルマウント志賀」は客室40室・収容人数250名のホテル。スキー場へのアクセスの良さが強みであるものの、昨今はスキー人口自体が減少して宿泊客が伸び悩んでいたうえ、金融債務の負担が大きくなっていた。そのような状況下、2016年8月にホテル運営事業を切り離して商号を変更。今回の措置に至った。
なお、「ホテルマウント志賀」は個人企業としてこれまで通り営業を継続している。