博報堂のインバウンド新会社が事業を加速、海外クリエイターによるコンテンツ制作などを積極化

博報堂DYグループで旅行商品企画・インバウンド事業をおこなう「ワンダートランクアンドカンパニー(wondertrunk&co.)」がこのほど、多言語コンテンツ制作やメディア運営をおこなうCINRA社と資本業務提携を実施した。

今後、両社は海外のメディアや旅行会社、航空会社などのネットワークを使って日本の地域を世界の観光地にする「デスティネーション・プロデュース」事業を加速。両社の強みを活かし、海外のクリエイターによるインバウンドコンテンツ制作サービス「wondertrun creators」といった協業を進めるほか、海外ネットワークの拡充をおこなっていく。

wondertrunk&co.は、2016年7月に設立されたばかりの新会社。当初からCINRA社長・杉浦太一氏が非常勤取締役を務め、博報堂DYグループと連携して自治体や企業に向けたインバウンド事業を展開中だ。今回の提携でwondertrunkはCINRAを引受先とする第三者割当増資を実施。さらにCINRAからの人材協力を得て、事業展開を積極化する計画。

両社はこれまですでに、国内地域でのインバウンド誘客コンテンツ制作事業を実施。たとえば台湾のクリエイターによる岡山地域を舞台にしたコンテンツ「OKAYAMA ART TRIP」などを制作した実績をもつ。

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