外務省、タイで爆発事件発生の可能性に関する報道で注意喚起

外務省は2016年10月12日、タイ・バンコクや近郊で10月下旬に自動車爆発事件が発生する可能性があるとする注意喚起を発出した。タイ警察高官が同内容を述べた旨、10月10日から11日にかけて現地各種メディアが報じたもの。

報道内容の詳細はメディアによって異なり、「10月25日から30日の間、首都(バンコク)および隣接県で発生する可能性」や「10月20日から25日の間、サムットプラカーン県での発生する可能性」に言及されているという。

外務省ではこの事態を受け、タイへの渡航者や滞在者に対し、特定期間に限らず10月下旬は現地の最新関連情報の入手に努めてほしいと注意を促している。また、デパート周辺や駐車場、観光地、テロの標的となりやすい場所(市場、公共交通機関、欧米関連施設、政府・軍・警察関係施設など)を訪れる際には周囲の状況に十分注意払い、不審な状況を察知した場合には速やかにその場を離れてほしいとしている。さらに、仮に爆発事件が発生した場合は、複数爆弾が時間差で爆発することを想定し、現場には近づかないように促している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…