楽天トラベルは、このほど2016年の国内旅行先・人気伸び率ランキングを発表した。2016年1年間の予約人泊数をもとに、人気上昇エリアをまとめたもの。それによると、1位は前年比28.8%増で沖縄県。2位は21.4%増で大分県、3位は20.2%増で奈良県だった。そのほか、九州から大分県と長崎県、中国・四国地方でも島根県、香川県、鳥取県、徳島県がランクインしたのが特徴だ。
今年の国内旅行先 年間人気上昇エリアランキングは以下のとおり。
2016年国内旅行先 人気上昇エリア トップ10
※順位:都道府県名(前年比)
- 1位:沖縄県(28.8%増)
- 2位:大分県(21.4%増)
- 3位:奈良県(20.2%増)
- 4位:島根県(19.9%増)
- 5位:香川県(17.5%増)
- 6位:鳥取県(15.9%増)
- 7位:福井県(15.0%増)
- 8位:徳島県(14.5%増)
- 9位:静岡県(14.3%増)
- 10位:長崎県(14.1%増)
同社によれば、1位となった沖縄県では特に北部エリア(恩納・名護・本部・今帰仁)が好調。宮古島・伊良部島エリアも約1.5倍の伸びを示した。九州では「九州ふっこう割」の好影響で大分県の別府市内が前年の約1.3倍に。さらに長崎県は五島列島エリアや佐世保・平戸・ハウステンボスエリアなどで子供連れ宿泊が約1.4倍に増加したという。
この調査は、同社の国内宿泊予約流通実績にもとづくもの。調査日は2016年11月15日。