米国の年末商戦「ブラックフライデー」、日本人の認知率は84%、実際に買い物した人は1割未満 

マクロミルは、アメリカのクリスマス・年末商戦の開幕となる大セール「ブラックフライデー」について、日本でも導入する企業が増えていることから、日本での意識や消費実態の調査を行なった。

これによると、ブラックフライデーを「知っている」人は84%、このうち「内容まで知っている」は31%。内容まで知っている人の88%はポジティブなイメージだが、ブラックフライデーを知らない人は「悪い、暗い、不吉なことが起きそう」など、ネガティブなイメージを持っているという。

また、ブラックフライデーにちなんだセールで買物をした人は9%で、1割に達しなかった。ただし、日本で定着するかどうかを問う質問には、肯定が52%と半数強が「定着する」と予想した。「お得だから、セールで安いから」「イベント好きだから」のほか、「ハロウィンやクリスマスも定着したから」という回答も見られた。一方、「定着しない」と思う人の意見では、ネーミングのイメージの悪さに加え、「一時的な流行」「ボーナス前」などの理由があげられた。

調査対象は20代~60代の男女で、サンプル数は1000名。

なお、ブラックフライデーとは、アメリカの感謝祭翌日の金曜日に行なわれる大規模なセールのこと。クリスマス・年末商戦の幕開けのイベントという位置づけもある。小売店が大きな黒字になることから“ブラック”フライデーと呼ばれるようになった。1年で最も売り上げが見込める日ともいわれている。

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