成田国際空港は、航空会社のマーケティングやプロモーションに係る費用をサポートする新制度「成田空港マーケティングインセンティブ」を導入する。成田空港の旅客数や貨物量の維持・増加と、リテール売上といった非航空系収入の拡大に繋げるのが目的。
支援金額は一定額を上限に、各社の成田空港における旅客数または貨物量に応じて提供する。旅客数の場合は国際線と国内線に分け、取扱旅客数と増加旅客数に対する各単価を設定。国際線は前年度の空港内の店舗の売上高によって変動させる。
実施期間は2017年4月1日~2019年3月31日まで。インセンティブの提供は半期ごとに実施する。
なお、国際線貨物の場合は、取扱単価では100円、増加単価は200円。いずれも貨物1トン当たりで設定する。