観光庁、外国人向けの災害情報アプリの機能向上、外国人の声から避難所情報や地図の位置関係の見える化など

観光庁は、訪日外国人旅行者向けの災害時情報提供アプリ「Safety tips」の機能を強化した。

同アプリは自然災害の多い日本で、外国人旅行者が安心して旅行できるように提供を開始したもの。これまでも、緊急地震速報や津波警報などのプッシュ配信や、避難行動を示したフローチャート、コミュニケーションカードなどを、5言語に対応して提供してきた。

今回の機能向上では、外国人受入れの可能な医療機関情報や避難所情報、110番や119番などの緊急連絡先など、7項目について新たに情報提供を開始。従来の機能については、言語選択機能の新設や災害発生場所と現在地の関係性の見える化などを行なった。

また、画面はシンプルなデザインとし、イラストを多用して視認性を高めた。

こうした一連の機能向上にあたっては、外国人に対するグループインタビューを実施。英語圏や中国、台湾、韓国を対象に、日本滞在経験の浅い外国人や滞在中に緊急地震速報を受信する自信を経験した人まで、約60名に対して計12回実施した。

発表資料より
発表資料より

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