観光庁は訪日外国人旅行者の安心安全の確保に向け、受入可能な医療機関を掲載するウェブサイトを多言語化した。現在、日本政府観光局(JNTO)のサイトに掲載しているもので、従来の英語に加え、中国語(繁体字・簡体字)韓国語を追加。宿泊施設や観光案内所から、案内時に利用できるツールとして要望の多かった日本語サイトも開設した。
日本語サイト内には、宿泊施設や観光案内所向けのサポートページも用意。外国人旅行者への対応時に活用できるガイドブックやチラシのダウンロードができるようにした。
さらに受入可能な医療機関リストの掲載数も拡大。昨年度、観光庁と厚生労働省が示した医療機関選定要件に基づき、都道府県に選定を依頼したことで全国約320の医療機関が報告されたが、今年度の追加報告を含め、約900に達した。