民泊運営会社がホステル展開へ、スマホのコンシェルジュ無料貸出しや和菓子・ご当地スナックの食べ放題も

不動産管理会社の子会社で、民泊管理や仲介サイトを運営するiVacationは、テクノロジーを活用したホステルブランド「TRIP POD(トリップポッド)」を立ち上げ、国内での展開を開始する。まずは2017年9月に「TRIP POD FUKUOKA -snack&bed-」を開業。また、既に運営している民泊物件の京都「タテル庵」と、福岡「TATERU ROOM」も、順次ブランドを統一していく。

ホステル事業は「Vacation × Technology」をコンセプトとし、iVacationが提供するスマートフォンのコンシェルジュサービス「TATERU Phone」を活用。TATERU Phoneを無料で貸出し、多言語対応のコンシェルジュが宿泊客の要望にチャットで対応して、フロント業務も同デバイスでスマート化する。また、デザリングや翻訳機能、観光地の音声ガイド機能などの利用もできるようにする。

さらに、日本の文化体験もコンセプトに盛り込む。9月開業の1号店では、日本のお菓子を食べながらゆっくり寛げるホステルを目指し、駄菓子や和菓子、スナック菓子、ご当地菓子、同ホステル限定の菓子などを用意。宿泊者は無料で自由に楽しめるようにし、気にいった菓子は土産品として購入可能とした。1号店の規模は5階建て、全60ベッド。


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…