JR東日本はこのほど、四季折々の東日本・北海道エリアを巡る豪華寝台列車「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」の新規プラン受付を開始した。まず、2017年12月から2018年3月まで冬の東北を2泊3日で巡る「深遊探訪」メニューとして「雪国ならではの繊細な景色や、冬の愉しみを再発見する旅」を発表。併せて、2018年度7月~9月期の申込受付を開始した。
「雪国ならではの繊細な景色や、冬の愉しみを再発見する旅」では、上野駅を出発して、宮城県の白石探索や松島ナイトクルーズを実施。その後、2日めは青森の弘前コースと同・五所川原コースを用意。3日目には鳴子温泉郷を経て上野駅に到着する。
白石では、現地出身で観光大使の活動写真弁士、山崎バニラさんが地元の歴史を紹介。また、昭和7年に封切りとなった伊丹万作監督の名作「国士無双」をバニラさんの大正琴の弾き語りで楽しめる。そのほか食事は、仙台勝山館、岩手県の料亭駒龍の本格的な日本料理、青森・弘前ではイタリア料理店「オステリア・エノテカ・ダ・サスティーノ」、塩竃寿司海道(宮城県)の新鮮なお寿司が楽しめる予定だ。
また、びゅうトラベルサービスが販売する2018年度7~9月期の旅行商品の料金は、3泊4日コースでスイートが2名1室75万円から、1泊2日コースで同・32万円から。2017年8月24日10時から受付開始(ウェブでは8月23日14時から)となる。旅行代金は以下のとおり。
なお、2017年7月末まで受け付けていた2018年度4~6月期の申込は、応募総数2396件で平均倍率は9.4倍。海外からの申込も全体の1割を超える284件に及んだという。
新商品の運行日などの詳細や受付については以下特設ページまで。
TRAIN SUITE(トランスイート)四季島