カカクコムグループで、宿泊施設向けシステムを提供するタイムデザインは、グローバルテクノロジー企業のダービーソフト(Derbysoft)と連携を開始した。
ダービーソフトは、ホテルやホスピタリティ業界に対してサービスを提供する企業。同社が提供する接続サービス「DerbySoft GO」をタイムデザインのホテル公式サイト向け宿泊・航空券の同時予約システム(グローバル・ダイナミックパッケージプラットフォーム)と連携することで、ダービーソフトを利用する世界中のホテルで、タイムデザインのプラットフォームを通じた旅行パッケージ販売が可能となる。
利用者はホテルの公式サイトを経由して世界中のホテルと航空券を予約できるのが特徴。また、宿泊施設にとっては、OTAなどに対する流通コストの削減につながるメリットがある。
ダービーソフトが提携しているパートナーは、約100軒の中国の独立施設のほか、グローバルホテルグループや主要なセントラル・レザベーション・システム(CRS)、欧州や中国の小規模チェーンなど。2012年には東京オフィスも設けている。