近畿日本ツーリストら、観光事業者向け音声翻訳サービスを拡充へ、モバイルアプリ「トテモ(ToTeMo)」など

近畿日本ツーリストは2017年9月22日より、モバイルデバイスを活用する音声翻訳サービスを通じた観光事業者向けサービスを2種類開始する。音声翻訳アプリ「トテモ(ToTeMo)」と持ち運び可能な音声翻訳ツール「イリー(ili)」の法人向けサービス「ili for Guest」だ。

フュートレックが開発した接客向けの音声翻訳アプリ「ToTeMo」は、宿泊施設や店頭に設置したロボットやタブレットを通じて、話しかけた言葉を翻訳するもの。観光案内所や宿泊施設の従業員が接客時に利用する場面を想定。日本語のほか、中国語、英語に対応する。

料金プランは、3種類。音声アプリToTeMoのみ利用できるAプランは月額利用料が1台5000円、初期費用が3万円。Bプランはアプリ導入済みタブレット使用で月額一台8500円、初期費用5万円。対話ロボットとアプリ、タブレットを利用できるCプランは、月額1台2万9000円、初期費用15万円。

一方、ログバーが手掛けたウェアラブル音声翻訳端末「イリー(ili)」は、デバイスに向かって話しかけると、その言葉をすぐに翻訳するもの。ネット接続が不要なため、どこでも利用できるメリットがあるほか、顧客への貸し出しサービスにも対応可能だ。このデバイスも日本語以外に中国語、英語に対応する。

法人向け料金は、月額3980円/1ライセンス、初期用1万円/ライセンス、管理ステーション費用が3万円。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…