農家民泊をキャッシュレス化へ、コイニーと秋田銀行が連携、秋田県大館市で

専用カードリーダーとスマートフォン・タブレットを用いた事業者向けの決済サービスを提供しているコイニーは、秋田銀行と連携し、大館市まるごと体験推進協議会に対してクレジットカードおよびWeChat Pay決済を支援する実証試験を行う。

コイニーと秋田銀行は2016年11月から、地方創生フィンテックパートナーとして業務提携をしており、県内の事業者への決済サービスCoineyの導入を推進しているところ。Coineyを導入することにより、かんたんにクレジットカードおよびWeChat Payでの支払い環境を整えることができるようになる。

大館市まるごと体験推進協議会は体験型農家民泊を手がけているが、現金以外の決済手段がないという課題を抱えていたことから、国内外の旅行者の利便性を高めるために、今回の提携に至った。大館市まるごと体験推進協議会では、秋田県からの委託を受け、この取り組みの観光・民泊事業への効果検証を2018年3月まで実施する。