森トラスト、ヒルトン・グランド・バケーションズ、ヒルトンの3社はこのほど、沖縄県瀬底島の複合宿泊施設開業に関して提携契約を締結した。森トラストが開発をおこない、ヒルトン・グランド・バケーションズが132室のタイムシェアリゾート「ヒルトン・グランドバケーションズ・クラブ」を所有・運営するもの。リゾートの所有権を週単位で販売する「タイムシェア」型リゾートの展開はアジア初となる。
タイムシェアリゾートは、一週間単位でリゾートの所有権を販売する仕組み。オーナー各自の需要に合わせた滞在ができるのが特徴で、リビングルームや寝室、フルキッチンなどで構成される部屋の所有権が購入できる。ヒルトン・グランド・バケーションズによる瀬底島でのタイムシェアリゾートは、延床面積約1万5000平方メートルで地上10階、客室数は132室。ラウンジや屋外プールが設置される。
一方、ヒルトンは客室数約300室の「ヒルトン沖縄瀬底リゾート(仮称)」を運営する計画。延床面積が約2万1000平方メートル、地上9階建て、客室数は約300室。付帯設備としては、レストランやフィットネス、スパ、屋内・屋外プール、チャペルが設置される予定だ。
タイムシェアリゾートは2021年に、ホテルは2020年に開業予定。建設イメージは以下のとおり。
ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブ